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〝惜しい!〟「イニョン王妃の男」の『景福宮』 もうちょっとで完璧だったのに… [韓国ドラマと話題]

  ドラマ「イニョン王妃の男」、もう既にDVDで全部を観ているのに、また改めて放送されているのを観ると「面白いよね、このドラマ」っていう感じで、新鮮気分で二度目を視聴しています。

  その「イニョン王妃の男」の第3話で、主人公のキム・ブンドが未来へ来ているのを実感したシーンがありました。
景福宮を歩き、光化門から外の現代の風景を目の当たりにするというシーンです。
  このシーン、本当によくできてましたよねえ、普通に見ていたら「まるで全部が〝景福宮〟に見えちゃうよ」っていうくらいに、その区別がつきゃしない。
このシーンは本物の「景福宮」と「華城行宮」を合体させていたのですが、片や〝行宮〟とは言えど、やはりミニ王宮だけあって切り取った風景は、やっぱりよく似ているっていうのを画面の中で実感した自分です。

  自分は、そうなんですよねえ、こういった合体シーンっていうのが大好きという変わり者でして(笑)、「ここは行宮、これらは本物の景福宮だ」などと1シーンごとに区別しながら、場所を特定しつつ見るのに楽しみを見出しているおかしな奴なんですよ、まあ今更ですけどね、このブログの殆どがそんな屈折した(?)見方をした記事ですから[わーい(嬉しい顔)]

  まず、キム・ブンドは弘文館の校理という役職ですから、その職場である「弘文館」から始まりまして、景福宮を確認しながら歩いて見て回り、最後はチェ・ヒジンと再会するという具合でしたが、最初と最後は「華城行宮」で、中の見て回ったシーンは「景福宮」だったんですよね。
ひとつの流れのシーンで見ていたら、二ヶ所でのロケをして合体させているなんて分からない、本当にスムーズな流れのシーンに感心していました。
でもねえ、その中でたったひとつだけ「こりゃちょっとしたミスでしょ」っていう場面もありました、「惜しいぜ、これだけうまく繋いでいた見事なシーンだったのに…」 おいらったらついつい心の中で唸っておりました(笑)

  ではその見事な流れのシーンを画像で追っていくことにします、毎度の「物好き」にお付き合いくださいね。

  初めはキム・ブンドが「弘文館」から出てきます、これは「華城行宮」の「長楽堂」でしたよね。
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そして、本物の「景福宮」巡りが始まりました。
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そして周囲を改めて見てみれば撮影隊の姿があって、チェ・ヒジンとの再会へと進んでいきます。
その場所は、また再び「華城行宮」へと戻ってましたよねえ。

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  この一連のスムーズなシーンに、思わず「うまい!」と心の中で叫んでいたのですが、どこかに違和感を覚えて仕方がないのですよ。
このひとつの流れのシーンの中で、一ヵ所だけ懸板を変えていた場所がありました、んだんだ、最初の「弘文館」のシーンだけがどうも引っかかって引っかかってしょうがなかったようです(笑)
分かりましたか?自分の違和感の理由が?

  懸板の文字ですよ、ほら!よーく見てください。
他の本物の「景福宮」の場所を使用したものは右から書かれています、でも最初の「弘文館」だけは左から書かれているんですよねえ、こんな些細なことに引っかかりを覚えて「惜しい!これさえなければ完璧なシーンだったのに…」などとおかしなことで「勿体無い」を連発していたおかしな野郎、それがおいらでやんした(笑)

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「シンイ-信義-」の王様の墓も、簡単には見られない〝世界遺産〟 [韓国ドラマと話題]

  「シンイ-信義-」をなんとか録画して観るようになりました。
でも、内容的には日本の「仁」とはほど遠くて、医者がタイムスリップすることしか共通点はないじゃん、というのが第一印象です。
主役の女医も〝なんやらアホッぽい〟っていう感想で、歴史的な重みの中にタイムスリップした厚みは全然感じられない作品ですが、それはそれで全く「仁」とは別個の作品として受け止めれば、「ちょっと面白い(?)」ってな娯楽フュージョン時代劇として楽しめそうです。

  でも、このドラマの時代背景的には、自分としてはとっても興味のある時代が描かれているとは思います。
高麗の時代を扱うドラマはさほど多くはありませんから、時代だけを切り取ってみると自分的にはとっても興味深いのは確かです。
特にこのドラマの高麗31代王である「恭愍(コンミン)王」なんてのは、高麗から朝鮮へという時代の移り変わりに大きく影響を及ぼした国王ですから、今後のドラマの中でどのように描かれているのかを見ていくのが楽しみな気がしています。
  この「恭愍(コンミン)王」を演じる俳優リュ・ドクファン という人、この国王の歴史の中の人間性を捉えてみると、とっても似合っているように個人的には思います。
プロフィールを見ると167センチとなっていますが、画面の中ではもっと小柄なような気がしなくもありません、でも、、しっかりした強い面、と、頼りなげな内面のか細さとが同居しているような雰囲気、国王になってからの政治的な決断力はありながらも、最後にはその自らの弱さから命を奪われてしまう「恭愍(コンミン)王」の雰囲気が、ドラマの中でダブるような気がしなくはないのです。

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  この「恭愍(コンミン)王」は、1365年に妻の「魯国(ノグク)公主」を失ってからは人生が大きく変わってしまったようです。
政治からは遠のき僧侶のシンドンに任せ、その生活ぶりは乱れに乱れたと言われ、一説には同性愛にも走ったなどと記録もされているようです。
そして最後には暗殺というかたちでこの世を去ってしまうことになります。
  国王としては最後までその責務を果たせない王で終わってしまいますが、夫という男として見れば、政略結婚のようなものでありながらも、それほど妻の「魯国(ノグク)公主」を深く愛し続けた一人の男性だっとも見ることができます。

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  その夫婦愛は墓の形にも表れているようです。
生前から自らが準備をしたというお墓は、「玄陵」(恭愍王の墓)と「正陵」(魯国公主)という2つが並んだ双墓からなり、他の高麗王墓とは比格にならないほど立派なものなのだそうです。
  きれいに整備し直された高麗の始祖である「王建(ワンゴン)」の墓と同様に、以前から北朝鮮の開城(ケソン)の観光名所として、外国人の観光ルートにもなっていたほどです。

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そして今年の六月、以前にも話題にしましたが、この開城にある高麗史跡群がユネスコの世界遺産に登録されました。

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  政治的には暗い影を落として終わった「恭愍(コンミン)王」でしたが、その目に見える永遠の夫婦愛の象徴は、開城の「高麗歴史遺跡地区」の代表的な存在として、以前からも、そしてこれからも、北朝鮮の世界遺産の代表格として見守られていくのでしょう。
ただ残念なのは、その姿が我々日本人には簡単には見られない存在だということです。

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